ラ・フォル・ジュルネは、1995年、フランス北西部の港町ナントで誕生したクラシック音楽祭。従来のクラシックコンサートのイメージを根底から覆す画期的な音楽祭として世界中から注目されています。
毎年テーマとなる作曲家やジャンルを設定。ナントのコンベンションセンター「シテ・デ・コングレ」の9会場で、同時並行的に約45分間のコンサートが朝から晩まで繰り広げられます。演奏者には旬の若手やビッグネームが並び、5日間で300公演を開催。好きなコンサートを選び、1日中、音楽に浸ることができます。
しかも、入場料は6~27ユーロ(700円~3,000円)という驚きの低価格。
「一流の演奏を気軽に楽しんでいただき、明日のクラシック音楽を支える新しい聴衆を開拓したい」というルネ・マルタン(アーティスティック・ディレクター)の意向によるものです。来場者の6割をクラシックコンサート初体験者が占め、数多くの子どもたちも参加しています。
開催地は世界中に広がり、日本では2005年の初開催以来延べ768万人が来場。世界最大級のクラシックフェスに成長しました。2018年はこれまでの丸の内エリアに加え、新たに池袋エリアに拡大。「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」を、名称を新たに「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO2018」と変更し、さらなる進化を続けます。
(「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO2018」公式HPより)
(写真提供:東京国際フォーラム)