市制施行50周年を迎えた狛江市の多彩な顔とその魅力。 |
狛江市観光協会では、3年ぶりに『第4回狛江市観光写真コンクール』を開催しました。狛江市の魅力を多くの方に見つけていただき、新しい狛江の顔を発信することができました。
ご応募いただきました作品は、171作品。過去最高の応募数です!ありがとうございました。
応募作品の中から最優秀賞などの入賞作品10作品を審査委員長の小関和弘さん(和光大学表現学部教授)の講評と合わせて紹介します。
最優秀賞「夏風情」都人さん
令和元年8月の「狛江・多摩川花火大会」でのワンショットです。多摩水道橋と花火とを絶妙なバランスをとった構図で捉えています。川面に映り込んだ街路灯や町灯りの揺らぎも効果的でした。
市長賞「多摩川の夕景」てつさん
空、雲と川面の多様な赤系統の色調に対して、雲と空、多摩川の土手や中州のシルエットという赤と黒のコントラストがタテ構図の中に見事に捉えられています。Photographが「光の画」だというころをあらためて思い出させてくれます。
観光協会会長賞「主人を待つ孤船」斉藤里莉さん
多摩川の風物として長く親しまれてきた屋形船の孤影悄然とした姿とその上を舞うウミネコの群れを捉えた、記録写真としても貴重となる作品です。孤と群れの対比が印象的です。
優秀賞「紅梅咲くむいから民家園」小池基夫さん
後ろの「むいから村役場」との位置関係に配慮した構図のなか、紅梅越しの旧荒井家住宅主屋を撮った作品です。静かな民家園のたたずまいが捉えられています。
優秀賞「雪の降る町」谷口幸三さん
雪の和泉多摩川駅前のスナップショットです。雪化粧した駅前の、白とグレーのキートーンの中に赤い傘をさして去っていく点景の女性。その足が歩を進める瞬間を捕らえています。雪が静かに降りつづくなかの人の動き、それが赤い傘と合わせてポイントになりました。
入選「真冬の多摩川、早朝の気嵐」Keiko Udaさん
モノトーンの強弱が魅力的な多摩川の雪景色です。「気嵐」はもともと厳冬の北海道の海沿いに見られる蒸気霧を指す語ですが、季語にも使われているとのことで、それを援用したタイトルでした。
入選「秋の竹林、彩るパレット。」こまえそだちさん
手前の紅葉の朱色と奥の竹林とのバランスがとてもよく、深い被写界深度を生かしたワザの冴えを見せる夜景写真です。
入選「木漏れ日を受ける聖観世音菩薩」タキちゃんさん
台座の間近から撮られることの多い弁財天池の菩薩像を木の間越しに捉えた視点が見事でした。見慣れたものもアングル次第で異なった相貌を見せてくれます。
入選「花筏の枯山水」七海ひとみさん
西河原公園の春をお撮りになった作品で、ローアングルとスローシャッターでの撮影を選択したところがお手柄だったと思います。
入選「トホホな家族」山本敏子さん
崩れかけた大小の雪だるま二体をメインに、五本松を背景とし、奥の多摩川の流れも抑えた作品ですが、3つの要素をバランス良く捉えるためのカメラアングルの工夫が冴えています。
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